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【海外ミステリ】 ジェフリー・ディーヴァー『ソウル・コレクター』カマロSS


◇本書から (池田真紀子訳 文芸春秋 2009)
『愛する1969年型シボレー・カマロSSはたしかに見つかった。
だが、警察も把握していなかったらしい重大な事実が一つあった。車はスクラップ工場に売り払われていたのだ。ローン支払延滞のペナルティとして没収されただけではすまなかった。サックスとパムがいるそこは、古いオイルとごみ焼却炉から立ち上がる煙の臭いが立ち込める工場だ。スコセッシ監督の映画、あるいはドラマ《ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア》のセットといっても通りそうな場所。やかましくてあさましいカモメが何羽か、近くでホバリングしている。
 長方形につぶされた金属の塊―それが十代のころからサックスが愛してきたカマロのなれの果てだった。父から受け継いだ大切な形見三つのうちの一つ。ほかの二つは、芯の強さと、警察官という仕事への愛だ。』


◇リンカーン・ライム・シリーズ第8作は、すべての個人情報を統合する巨大データベースを悪用する連続殺人犯を追う。一人一人の行動がすべて監視管理される恐ろしい社会システム(身近にも感じられるけど)について、克明な取材がされ迫真・怒涛のドラマになっている。本書の11ページ(p447~458)わたってリストされる統合された個人情報インデックスは、それこそ現在の情報システムでも収集され得るデータばかりでゾーとしてしまう。
 引用はサックスの愛車カマロが、データ捏造によって回収され遂にスクラップになってしまうシーン。次作にどんなクルマが登場するのか楽しみ…サックスが面倒みている高校生から提案された"クールなプリウス"にはならないことだけははっきりしていそう。(2010.4.22 #630)
J.ディーヴァーのセレクション

| ミステリーとクルマ | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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