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【海外ミステリ】 ポール・ルバイン『深海のアリバイ』


◇本書から (細美遙子訳 講談社 2008)
『蒸し暑い夜の九時をまわったところで、二人はおなじみの古いキャディラックに乗ってUS1号線を北上していた。まあ、たしかに標識には「北」と書いてある。だが実際はこの"役立たず"1号線のこの部分は東に向かって走っていることをスティーブは知っていた。
 このキーズはマイアミからキーウェストまで、北東から南西に向かって三日月刃の形に連なる群島からなっている。キーウェストは海上の都市といえるが、デュヴァル通りの<スロッピー・ジョーズ・バー>から北に向かって直線を引くと、実はクリーヴランドのちょっと西にいきつく。湾曲する海岸線が引き起こす地理的にちょっと意外な現象で、ネヴァダ州のリノがロサンゼルスよりはるか西にあるのと同じようなことだ。』


◇マイアミの弁護士スティーブ・ソロモンとヴィクトリア・ロードがメキシコ湾沖のサンゴ礁に浮かぶリゾートホテル構想をめぐる殺人事件を追う。作者はテレビドラマシリーズの脚本も手がけるそうで、まさにTVドラマような今風キャラクターの配役、環境問題など時事テーマをたっぷりちりばめつつ、ハーレクインぽい仕立てになっている。ローレンス・シェイムズ『争奪』やカール・ハイアセン『ストリップ・ティーズ』など<マイアミ・キーズもの>として楽しめる。
 引用に出てくるキャディラックは別な箇所で、<錆びたオレンジ色の1976年型エルドラド、かってはコーヒー抽出中のポットのような深みのあるつややかな音色のしわぶきを鳴らしていたのだが、今はサンド&サーフ老人ホームにいるちょっとおかしな老人のように急に怒り出したりゲップをしたりしている…>と紹介されていた。売れっ子弁護士にしてはちょいとしょぼいエルドラドではある。 (2010.6.11 #637)

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