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【海外ミステリ】 ジョー R.ランズデイル『ロスト・エコー』


◇本書から(北野寿美枝訳 早川 2008)
『ハリーはタッドに電話をかけたあと車でケイラの家へ行った。
タッドが到着すると、ケイラが玄関ドアを開けた。「おれの車の上に犬が立っている。あんたの犬か?」
「いいえ、ウィンストンといって、隣の家の飼い犬よ」
「おれのメルセデスに乗っていやがる」
「長居しないわ」
「断じてそのほうがいい、おっと失礼。あんたがケイラだね」
「そうよ」
「いい香水だ。つけすぎだが、いいにおいだ」
タッドは肩越しにうしろを見た。「今度は車の屋根に上がったぞ」
「それで気が済むのよ」ケイラが言った。
「おれが犬好きで、あいつは運がよかったな」
タッドがなかに入り、ケイラと握手した。「ハリーの言ったとおりの美人だな」
「彼がそんなことを?」
「口には出さなかったが、言ったも同然だ。それに、あんたはいいにおいがするともいってたよ」
ケイラがドアを閉め、隣できまり悪そうにしているハリーを見た。コーヒーをもと用意したあと、そわそわと歩き回っていたタッドが言った。
「あんたはダーツをするようだな。ほとんど外している。ドアがスイスチーズのように穴だらけだ」』


◇霊能力をもった少年が成長しようやくその呪縛から逃れるようになってきた矢先、以前隣同士で親しかった女友達から彼女の父親の死亡事件の真相さがしを頼まれる。酔っ払いのおかしな武道家を交えて3人が悪戦苦闘しなが犯人を追い詰める。奇想天外でユーモアたっぷりのおすすめホラー・ミステリ。
 引用は、その3人がはじめて顔を合わせるシーンで、車がくると上りたがるきてれつなワンこうも何度も登場して準主人公かしら。(2010.8.25 #647 TWMUにてリモート入力)
ジョー R.ランズデイル作品のセレクション

| ミステリーとクルマ | 15:42 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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