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【海外ミステリ】 エド・マクベイン『でぶのオリーの原稿』


◇本書から (山本博訳 早川 2003)
『ここに到ってわかったことですが、私が赤ワインを彼の真っ白な麻のスーツにこぼしたのは、私がこの仕事についてからの長い年月の間に、現実であろうと思い込みであろうと、ともかかく私のせいで彼が被ることになった数々の侮辱の最初のものに過ぎなかったということです。
 彼が言うには、そのスーツは、昔トム・ウルフがバーンズ・アンド・ノーブルで行った講演を聴いた後に買ったお気に入りのスーツだったそうですが、気にしなくていいとのことです。また、昔バイクを彼の私用車のリア・フェンダーにぶつけたことがありましたが、それも気にしないそうです。あれはたまたまメルセデスベンツでしたけど…名前を挙げたからといって宣伝しているわけではありません、ほんとうです。私だって警察官の端くれですもに、そのような商売の追及には興味はありません。それから…うかつにも…レポーターのいる前で彼のことをろくでなしと呼んだことがありましたが、それも気にしないでいいそうです。あれは彼がまだ刑事局長で、市警察本部長になるとは私も知らなかったのですから。』

--COMMENT--
 87分署シリーズ第52作は、88分署の一級刑事オリーが主人公になって、集会のリハーサル中に狙撃された大物政治家の事件と、盗難にあったオリーの処女小説原稿探しが並行して展開する。このでぶっちょ・大食漢・差別用語遠慮無し刑事がけっこう憎めないですね。ちゃっかり新人女性警官にちょっかいを出したり…
 引用は、彼の小説『市警察本部長への報告書』の最後の辺りの一部。いい加減な刑事の作品なのでストーリーも無茶苦茶!さぞかし、マクベインは気楽に書けたでしょうね。車名登場はここだけでした。(2010.9.20 #653)
マクベイン作品のセレクション

| ミステリーとクルマ | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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