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【海外ミステリ】 ジェイムズ W.ホール『豪華客船のテロリスト』


◇本書から (北澤和彦訳 講談社 2004)
『ソーンはつぎの出口、ケンドール・ドライブで降りた。マイアミのコンドミニアム地区のどまんなかだ。騒々しくランプをくだり、最初に見つけたガソリンスタンドに車を乗り入れる。食料雑貨店で、店先に6台のポンプがあった。
 ソーンは店の横に車を寄せ、暗がりに停めた。ハンドルをげんこつで殴り、神をののしり、腕をうしりにひいてフロントガラスにこぶしで狙いをさだめた。隣には鮮やかな黄色のコルヴェットが停まっていた。助手席に座っている黒髪の女が、気持ちはよくわかるわ、といわんばかりに微笑みながら、興味津々の眼でソーンを見つめていた。ソーンはこぶしをおろした。コルヴェットのスピーカーから、下品なサルサを唄うグロリア・エステファンが聴こえてきた。』

--COMMENT--
 フロリダ・キイラーゴのフィッシングガイド、ソーンのシリーズ第4作は、親友シュガーマンとともにカリブ海を巡る豪華客船エクリプス号のシージャック犯を追う。このシージャッカーは世界中の不幸せな子どもたちを援助する一方、巨大クルージングの航行を勝手に操るように仕掛けるなど知能犯でいつもしゃべらすと言葉の語源を説明したがる…というような衒学的でおかしなキャラクター。フタをあけると犯人も、クルーズ会社オーナーも、シュガーマンもファミリーだった!!なんていう不自然さが気になるところだが、まぁエンターテイメント&アクションとしては楽しめる。
 引用は、ソーンが深手をおった親友のところに駆けつけようとワーゲンでマイアミに向かうシーン。アライメントが狂って直進できなかったり、タイヤがパンクしたり散々。グロリア・エステファンは当方の好みのシンガーということもあって、"下品なサルサ"の訳出(原文もそうかしら?)にはがっくり。他には、親友のフォード・エクスプローラー、シージャッカーのウィネベーゴ、マイアミビーチ近くの豪邸がならぶスター島に行くためにレンタルする1969年型ロールスロイス・シルヴァークラウドなど。(2011.2.20 #676)
ジェイムズ・W・ホール作品セレクション

| ミステリーとクルマ | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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