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【海外ミステリ】 ディック・フランシス『矜持』 44作品も続いた競馬シリーズは偉業だが、全部読む読者の忍耐力もかなりのもの(^^;


◇本書から (北野寿美枝訳 早川 2011)
『月曜日の朝、車と、保管庫に預けてある私物を取りにオルダーショットへ行った。イザベラが同行した。
 いやきわめて正確に言えば、私が彼女に同行した。
彼女は世界ラリー選手権の出場ドライバーを思わせる荒っぽさでフォルクスワーゲン・ゴルフを駆っていた。
「いつもこんな運転をしているのか?」危険な追越をかけて対向車線のトラックと危うく正面衝突しかけたときに、彼女に尋ねた。
「きいたふうな口を聴いていないときはね」そういうと彼女は、私が不安に感じるほど長く私の顔を見つめた。「道路に目を向けろ」
 彼女はその言葉を無視した。
「頼むよ、イザベラ」私は懇願した。「即製爆弾にやられても命拾いしたのに、無謀運転をする女性のせいでブラックネル・バイパスで死にたくない。』

--COMMENT--
 ディック・ファランシス(2010年没)の最後の作品、フェリックス・フランシスとの共著。アフガニスタンの戦闘で右足を右足を失った陸軍大尉フォーサイスが、調教師で厩舎を経営する母ジョセフィンの家へ帰ったところ、母への脅迫事件が起きていた。尽きることない競馬周辺の話題に加え、主人公が敵とのアクション場面で「英国陸軍の行動規範」やら孫武の「孫子の兵法」が何度も引用され若干食傷気味に。競馬シリーズとして44作品も続いたことは偉業だが、全部読む読者の忍耐力もかなりのもの(^^;
 引用は学校時代の同級生イザベラの車に乗せてもらって私物を取りに行くシーン。裕福なはずの母が使う古いブルーのフォード、フォーサイスのジャガー、聞き込みする家にあった黄色のホンダ・ジャズ、厩務長のおんぼろボクスホール・コルサなどが登場する。(2011.5.4 #685)

| ミステリーとクルマ | 14:21 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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