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【海外ミステリ】 デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』 東西古今の探偵たちを素人也に論評するシーンなど超楽しいエンタメ・ミステリ


◇本書から (青木千鶴訳 早川 2011)
『かくしてぼくらは、クレアの父親から借り受けた黒のBMW750iに乗り込んだ。ぼくが運転席におさまり、クレアはその隣に座を占めて、ジャクソン・ハイツに建つアパートメントの表玄関からダニエラが姿をあらわすのを待っていた。クレアは口にストローをくわえて、騒々しい音を立てながらダイエットコークを飲み干すと、空き缶を足元の床に投げ捨てた。なおも例の件を根に持っているらしい。
「だって、国際ペンクラブよ。国際ペンクラブを袖にするなんて!」
「グーグルで調べてみるまで、どんな団体なのかかも知らなかったくせに!」
「だとしても、慈善コンサートの意味ぐらいは知っているわ。さぞかし盛大な会になったでしょうに」
「コンサートじゃなくて、朗読会だ。壮大になんてなりっこない。U2のボノがやってくるとでも思ったのか? だいいち、以前の関係を考えたら、ジェインの申し出に応じることことなんかできるわけない」』

--COMMENT--
 しがない二流ジャンル小説家のハリーのところへ、連続殺人犯の死刑囚から告白本の執筆を依頼されチャンスとばかりに飛びつくのだが、さらに殺人事件が迫ってくるが… こっけいな主人公に加え、作家のパートナーを自認する奇天烈な女子高校生や、殺された姉の敵討ちに執念を燃やすストリッパーの3人が繰り広げるアマチュア探偵ぶりはユーモアたっぷり。コロンボやらシャーロック・ホームズ、モース警部、フロスト警部、メグレ、リュウ・アーチャー、フィリップ・マーロウ、サム・スペードなど東西古今の探偵たちを素人也に論評するシーンなど超楽しいエンタメ・ミステリ。ただし邦訳タイトルはあまりに直截すぎていまいち。
 引用は、この3人が過去の事件現場を調べに出かけるところ。謎のシボレー・インパラ、ストリッパーのおんぼろダットサンなども登場する。(2011.5.12 #686)

| ミステリーとクルマ | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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