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【海外ミステリ】 メグ・キャボット『サイズ12はでぶじゃない』


◇本書から (中村有希訳 創元 2010)
『「行くわよ、クーパー!」受話器を置くと同時に、わたしは宣言した。「調べにいかなきゃならないの、いますぐ!」--中略--
だって本当に、レイチェルの一件の方がずっと大事だもの。
 だから、わたしはこう言った。「もういいわよ。ハンプトンズまで、電車があるでしょ。いまからネットで時刻表調べるから──」
 彼が降参したのは、そうするしかわたしをおとなしくさせる方法がないと気づいたからか、わたしがロングアイランド鉄道で危ない目にあわないかと心から心配してくれたからか、わからない。もしかすると、ただクレイジーなけが人の女をなだめようとしただけかもしれない。
 なんにしても、わたしが身なりを整えたときには、クーパーは車を─74年型BMW2002で、いいいBMWというのは新車だけだと信じている近所のの麻薬の売人たちは、しょっちゅうからかってヒューヒューと野次をとばしてくる─ガレージから出してきていた。クーパーは浮かない顔を─それどころか、そもそもわたしに同居するように誘ってしまったことを呪っているに違いない。』
--COMMENT--
『プリンセス・ダイアリー』を生み出したメグ・キャボットの大人向け初コジー・ミステリ。元ポップスターでニューヨーク大学生寮の副寮母の"サイズ12"ヘザーが、寮内でおきた学生の転落死亡事故に不審をもち犯人探しをする。ジャネット・イヴァノヴィッチの「バウンティ・ハンター・ステファニー」とテイスト似ているが、ステフのほうがやはり本職なのでアクションのメリハリが利いていて面白い。ステフが片思いしているプロ保釈逃亡者探しのレンジャーとクーパーが同じだし、やはりステフの片腕になってくれる極めつけキャラのルーラと本作学生食堂レジ係の女性とが同じとか…キャスティングもとてもそっくり。
 引用は、同居させてもらっていて片思いをしている本職探偵クーパーに車を出してもらって郊外へ行くシーン。学長夫妻のひと粒だねの青年の深緑色のベンツ、ヘザーを追いまわす元カレの"シルバーのBMWコンバーチブル"、絶世スタイルの寮母レイチェルのVWジェッタが登場。ニューヨークのワシントン・スクエアあたりが舞台となるので余ほどの金持ちじゃないとマイカーはもっていない。(2011.8.6 #698)

| ミステリーとクルマ | 17:33 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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