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【海外ミステリ】 ジェレマイア・ヒーリイ『死の跳躍』


◇本書から (菊地よしみ訳 早川 1991)
『シーウェイは実に眺めのいい道である。北に向かって車を走らせていくと、まずスワンプスコットの港が見えてくる。やがて、見渡す限りの大海原となり、海岸線が東にカーヴするにつれ、今度は南西10マイルの彼方に、ボストンの高層建築群のぎざぎざした輪郭が望めるようになる。
 13番地は通りの海側にあった。BMW633iは内装も外装も黒一色だった。ぴかぴかの車体がドライブウェイの一番ガレージよりのところにデンと構えている。その後ろには小さな茶色いトヨタ・ターセルが停めてあった。ぴたりと寄せてあるのだが、それでも歩道にわずかばかりはみ出している。ターセルのリアウィンドウにはサマリタン病院の駐車票があった。』

--COMMENT--
 私立探偵ジョン・フランシス・カディのシリーズ第4作は、ボディガードを依頼された離婚示談中の妻の夫と売春婦が殺されカディが容疑をはらすべく麻薬密売人と戦う。本作中にも、<私立探偵スペンサー>のロケ現場に言及されている場面がある。
 引用はその夫の邸宅を偵察にいくシーン。ターセルは病院看護婦の車にぴったりの設定だ。妻のエスコート・ワゴン、妻側の弁護士のポンティアック、夫側の女性弁護士のメルセデスのスポーツ・クーペ、売春婦のヒモに似合わない"お堅い白のオールズモビル98"など。日本ではあまりしない"3ポイントターン"が何度も出てくる。米国の運転免許試験には必ずある科目だそうだ。
 やたらとベトナム戦争の話をするこのヒモや、麻薬売人のおふざけトークなどがとても面白く描かれていた。ほかに、日本と同じく、ボストンの上空を漂う<フジ・フィルム>の飛行船がでてきたりする。(2011.8.16 #702)
Lagoon 100 Mysteries

| ミステリーとクルマ | 12:11 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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