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【 海外ミステリ 】 ジェレマイア・ヒーリイ『死を選ぶ権利』、全編ボストンマラソン出場ガイド


◇本書から (菊地よしみ訳 早川 1994)
『「いまでもプレイはできる?」
「とんでもない。つまり、本物のプレイはできないってこだな。あんたにもその違いはわかるだろう、例えば、コルヴェットとプレリュードの違いってことだが」
 私がプレリュードに乗っているのを知ってて皮肉っているのか、判断がつかなかったので<いや>と答えておいた。
「つまりコルヴェットというのはスポーツカーなわけだ。ところが、プレリュードとなると、スポーティカーにしかすぎない、わかるかな?」
「運動選手と、単に運動をしているにすぎない者の違い…そうゆうことだ。ま、おれの場合は、かってのコルヴェットだったのを知ってるプレリュードってわけだが。もちろんチャリティやらなんやらってことで、いんちきプレイを見せに、往年の有名選手のトーナメントには喜んで出向いていくが、しかし、もう本物のプレイはできない、だめだな」』

--COMMENT--
 私立探偵カディのシリーズ第6作は、"死ぬ権利"を主張する法学女性教授のところに送られてくる脅迫状の犯人を追う。地道な聞き込みを続けるが半年たっても犯人像が浮かんでこず、その間にボストンマラソンに出るためのトレーニングの場面が延々とでてくる。普通のランナーにも参考になるし、出会った世捨て人のマラソンコーチがなななかいい味を出している。最後の数ページで急転直下の犯人の出現は、どこでカディが気づいたのか明かされず唐突の観が否めない。ボストンの年末年始の風物詩の情景も楽しい。
 引用は法学教授の夫、テニスの元トーナメント・プレーヤーと話す場面。カディが気に入っているプレリュードが大した物ではないと言われているようで、ちょっと引いてしまうくだり。ほかには、スペインのヒホンの町で乗るタクシー、セアト600が登場する。
 主人公がボストンマラソンで着るTシャツには<肉体はノーチラスで、頭脳はマッテルで>が描かれている。バービー人形のことだろうから日本語では<マテル>と表記されるのが一般的。(2011.9.17 #708)
ヒーリイ作品

| ミステリーとクルマ | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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