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【海外ミステリ】 イアン・ランキン『血に問えば』


◇本書から (延原泰子訳 早川 2004)
『「XJEなんて目じゃないですよ。ポルシェのどの車種だってジャガーよりはるかに勝れてる」
「でもジャガーのほうがかっこういいけどな、クラシックな感じがするし」ホーガンが反論したので、レイ・ダフは作業から顔を上げた。
「古臭いってことでしょう?」ダフは無数にある犯罪現場の写真を分類しては使える壁面すべてにそれを貼っている。-中略-
「おれは古典的なものが好きなんだよ」ホーガンが腕組して言い切り、これでレイ・ダフの能弁な議論にけりをつけようとした。
「じゃあ、挙げてみてくださいよ。イギリス車のベスト5を」
「おれはそれほど車マニアじゃないんだ、レイ」
「おれは自分のサーブが気に入っている」リーバスが言い添え、しかめっ面のホーガンにウィンクして見せた。
ダフは唸り声をだした。「スウェーデン車のことなんてぼくに言わせないでくださいよ…」
リーバスはもう一人のジャガー・ファン、ダグ・ブリムソンを思い出していた。』

--COMMENT--
 リーバス警部シリーズ第14作は、私立学校で乱射事件を起こし自殺した陸軍上がりの男の犯行動機捜査と、リーバスの部下シボーン(本作でぐっと接近中)をストーカーしていた男の不審死の事件が並行して語られる。SASを除隊してスムーズに社会復帰できない問題、私立校生徒らの親との断絶などが語られるものの、今ひとつ突込み不足のようで物足りなさが残る。
 引用は、科学捜査研究所の若手と、乱射事件捜査の主任ホーガン、リーバスとのまぁたわいない会話。この若手がコンピュータを使った事件現場解析に長けているので、二人の古顔も無理して話をあわせているシーンだ。また、本作で機械音痴だったリーバスもインターネットを扱えるようになって「覗きサイト」の話題など追求できる進歩を見せる。ほかに、以前の暴走事故のアウディTT、シボーンに気のある上述の若手のMG、上述ホーガンのパサート、また上記ダグのもう一台のおんぼろランド・ローヴァー、地方紙記者ホリーのアウディTTなどが登場する。 (2011.11.29 #719)

| ミステリーとクルマ | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

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