PREV| PAGESELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | コメント(-) | トラックバック(-) | home↑

≫ EDIT

【海外ミステリ】 ジョン・ハート『アイアン・ハウス』


<クルマの登場シーンを抜書したLagoon 100 Mysteriesより転載>
◇本書から (東野さやか訳 早川 2012)
『ランドローバーに向かいかけると同時に、アビゲイルの強がりは融けてなくなった。スイッチが切れたように感じ、空は真っ青で、手を触れたトラックのボディは焼けるように熱かった。彼女は苦味を飲み込んで不安になっているのを自覚した―"若干"でも表面的にでもなく、心の底から怯えていた。…中略…
 汚れたウィンドウごしにマイケルをうかがい、グローブボックスをあけてジェサップの銃を出した。刻み目の入った木の握りと撃鉄が黒光りする。見るからに恐ろしげで物騒な代物だ。金属部分に<コルト・コブラ38口径スペシャル>と刻印がある。シリンダーを降り出し弾が装てんされているのを確認してもとに戻した。大きく深呼吸すると、銃をパンツの腰にさしてベストの裾で隠し、マイケルがいるメルセデスのトランクまで戻った。ダッフルバッグの口があいて、中の現金が見えていた。9ミリ口径のほうの銃を渡すと、彼もシリンダーを降り出し、動作の確認をした。「用意はいいか?」
「と、思う」
「断言できなきゃだめだ」
38口径のすべすべした固い感触が肌に伝わった。「断言できる」。』

--COMMENT--
 第2作『川は静かに流れ』と第3作『ラスト・チャイルド』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を連続受賞!に続く第4作という鳴り物入りだったので期待したが、登場人物のプロフィールがとに角突飛だし、肝心の主題とプロットがごちゃごちゃとしていて当方にはいまいいち。
 引用は、殺し屋マイケルがギャングに人質にとられた恋人を、弟の義母と救出にいくシーン。それにしても訳文も分かりにくいなぁ。重箱の隅をつつくようで恐縮だが下巻304ページ※で<お前は何者だ、ジュリアンの弟などという…>は兄弟が逆転してしまっていたし(-_-;)
 ギャングのボスの息子のアウディ、昔の写真に写っていた1967年型コルベット、レストランを襲撃するエスカレード、引用のランドローバーは昔のディフェンダー、義母が用意する代車がレンジローバーなどが登場する。※文庫版です、本書もハヤカワ・ミステリ版と同時刊行 (2012.4.11 #730)

| ミステリーとクルマ | 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | home↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://titoh44.blog29.fc2.com/tb.php/1856-dc884622

TRACKBACK

PREV | PAGESELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。