2008.07.24 Thu
C.J.ボックス『神の獲物』
◇本書から (野口百合子訳 講談社 2008)
『小さな平屋のほうに向かうと、ミセス・ホーキンズがポーチにでてきて厳しい表情で山の方を示した。立ち寄る必要はないということのようなので、ジョーは牧場の真ん中を横切って、8キロほど先の木立へまっすぐに続く昔からの未舗装路に乗り入れた。前方のわだちは新しく、何台もの車が通った跡があった。
現場に近づくと、トゥエルブ・スリーブ郡保安官事務所のまったく同じGMCブレイザー2台と、薄い青のフォード・ピックアップ1台が、藪が薄くなって松林が始まるあたりにぴったりと縦列駐車しているのが見えた。車列の右手の、氷河によって運ばれてきた岩が点在する野原のような光景のなかに三つの人影があった。
さらに接近していくと、ジョーのピックアップの前部が突然跳ね上がって、サンバイザーに留めたクリップから地図がどさっと落ちてきた。マキシーンがダッシュボードの足がかりをなくして助手席にころげ落ち、説明を求めるようにジョーを見上げた。』
◇ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ第4作(邦訳3作目)は、ワイオミングの自然を守るためにムースの変死体から始まる事件に、郡保安官の嫌がらせ・抵抗にあいながらも必死にくらい付いていく。いわゆる自然保護系のサスペンスであり、自然の描写など好みのジャンルですね。
ただし、あまりに描き方がステレオタイプすぎじゃなかとか、ややこしすぎなプロットなどがいまいち。
書き抜きは、2番目の家畜の変死体現場に向かうシーン。ジョーの車で森林原野を走り回る場面がたくさんあるが、ピックアップとしか描かれておらずメイクは不明。シリーズ既刊を遡って読まなければね…
ほかに、不動産業者の両親がのってきた古いキャンパー・ピックアップ、超常現象研究家の"トレーラーのレクサスともいうべき巨大なエアストリーム・トレーラー"など。(2008.7.24 #556)
【photo】これぞキャンピング・トレーラーの代名詞となったAirstream Ref.airstream by the creek *by dlichaw [Flicker:Some rights reserved]
『小さな平屋のほうに向かうと、ミセス・ホーキンズがポーチにでてきて厳しい表情で山の方を示した。立ち寄る必要はないということのようなので、ジョーは牧場の真ん中を横切って、8キロほど先の木立へまっすぐに続く昔からの未舗装路に乗り入れた。前方のわだちは新しく、何台もの車が通った跡があった。
現場に近づくと、トゥエルブ・スリーブ郡保安官事務所のまったく同じGMCブレイザー2台と、薄い青のフォード・ピックアップ1台が、藪が薄くなって松林が始まるあたりにぴったりと縦列駐車しているのが見えた。車列の右手の、氷河によって運ばれてきた岩が点在する野原のような光景のなかに三つの人影があった。
さらに接近していくと、ジョーのピックアップの前部が突然跳ね上がって、サンバイザーに留めたクリップから地図がどさっと落ちてきた。マキシーンがダッシュボードの足がかりをなくして助手席にころげ落ち、説明を求めるようにジョーを見上げた。』
◇ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ第4作(邦訳3作目)は、ワイオミングの自然を守るためにムースの変死体から始まる事件に、郡保安官の嫌がらせ・抵抗にあいながらも必死にくらい付いていく。いわゆる自然保護系のサスペンスであり、自然の描写など好みのジャンルですね。
ただし、あまりに描き方がステレオタイプすぎじゃなかとか、ややこしすぎなプロットなどがいまいち。
書き抜きは、2番目の家畜の変死体現場に向かうシーン。ジョーの車で森林原野を走り回る場面がたくさんあるが、ピックアップとしか描かれておらずメイクは不明。シリーズ既刊を遡って読まなければね…ほかに、不動産業者の両親がのってきた古いキャンパー・ピックアップ、超常現象研究家の"トレーラーのレクサスともいうべき巨大なエアストリーム・トレーラー"など。(2008.7.24 #556)
【photo】これぞキャンピング・トレーラーの代名詞となったAirstream Ref.airstream by the creek *by dlichaw [Flicker:Some rights reserved]
| ミステリーとクルマ | 13:57 | comments(0) | trackbacks(1) | home↑
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